先日まで和室の畳を撤去して洋室化の作業をしましたが、今度はその部屋の砂壁を洋室化したいと思います。砂壁を撤去して石膏ボードを貼って壁紙を貼っていくのが大道かとは思いますが、今回は簡単でかつ一番コストがかからない、塗装をしていくことにしました。
床を洋室化したときの記事がこちら⇩
回り縁(天井縁)をオイルステインで塗装
塗装する前の部屋の様子です。
砂壁は場所によってはげていますし、回り縁も劣化による色あせでムラが出来ています。
回り縁を、いつものオイルステインで塗装します。
私の相棒「ワシンペイント」のオイルステイン!!(オールナット)
筆で塗ってはウェスで磨くを繰り返し…。
←回り縁だけ、綺麗になりましたよ。
そうそう、天井は比較的綺麗だったのでこのままの状態で使うことにしました。
壁をアクドメールでシーリング
いよいよ砂壁部分に着手です。ボンドを水で溶いて砂壁を固める方法も、諸先輩方のブログやYouTubeで検索するとありましたが、溶く作業がなかなか面倒くさそうなのとそれだけ大きな容器もなかったので、今回はアクドメールを購入しました。
近くのホームセンターだと¥5000以上します。急ぎでなければ私はアマゾンです。といっても、翌日には届くので、よっぽど翌日の朝から作業に行けるのに在庫がなかったときだけホームセンター利用します。
裏の説明書によると、1回2倍希釈したもので一度塗装して乾かしたら、今度は原液を使って塗装するそうです。
ローラーを使った方が早いそうですが、たいした養生もしていないので、刷毛を使って丁寧に塗りました。1回目の希釈を塗るのは正味4時間ほど、2回目の原液を使っての塗装は3時間半かかりました。
白の水性塗料で壁を塗装
いよいよ壁を塗っていきます。
…が、その前に左の入り口周りの木の部分を白にするかステインにするか決めていなかったのでまだ手つかずでしたが、インスピレーションでステインで塗ることにしました。
以前、白いペンキを塗った後にステインを塗る作業をした所、木の部分に白いペンキがはみ出してしまい、上からステインを重ねて塗ってもはみ出し部分は隠すことが出来ませんでした。逆の場合はステインのはみ出し部分は白いペンキで綺麗に隠すことが出来たので、今回も先に木の部分をオイルステインで塗っていくことにしました。
ステインを塗ってから木部を養生テープで保護し、白い水性塗料を塗っていきます。
カインズブランドのWHITY COLOR(パーフェクトホワイト・つや無し)を塗っていきます。
上記はペンキ塗り1回目です。塗りむらも出来てしまい、まだ真っ白からはほど遠いので3回重ね塗りをしていきます。
二回目塗装の画像。だいぶ白くなりましたが、まだムラは目立ちます。あと1回塗ったら良い感じに仕上がると思います。
3回目の塗装が終わりました。
かなり白くなりましたよ♪
砂壁の洋室化のまとめ(材料・コスト・所要時間も紹介)
今回の作業は…
1,アクドメールにて下地処理。(1回目2倍希釈液、2回目原液を塗布)所要時間は7時間半位
2、回り縁、柱、etc.木部をステインにて塗装。所要時間は2時間ほど
3、養生テープを貼る。45分くらい
4。ホワイティーカラー(水性ペンキ)3回塗布。およそ10時間くらい(乾燥時間は除く)
5、養生テープを剥がす。
と、作業自体はとてもシンプルでしたが、塗装して乾燥、塗装して乾燥の繰り返しでしたので、諸々三日間はかかりました。(お休みの日しか作業出来ないので完成までは2週間かかりました。)塗装にローラーを使うと、もっと早く終わりそうですが。
コストは、
アクドメール4kg…¥3500位
刷毛(アクドメール用とホワイティカラー用、2本)…¥200位
養生テープ5巻入り…¥400位
ホワイティカラー5L…¥8000位
オイルステイン…¥1100位
とざっくり¥15000あれば、おつりが来るくらいでした。かなりコストを抑えられたと思います。
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