私が今作業をしている古屋は海の近くにあります。(海から歩いて2分くらい)
いつも台風の予報が出ると急いで雨戸を閉めに行くのですが、去年の夏頃から雨戸の開け閉めの途中で雨戸が止まってしまうようになってしまい,とても時間がかかるようになってしまいました。(力わざで無理やりで戸締まりしても、今回紹介する場所だけで、なんと30分位もかかってしまうんです・・・。)
さて今後、雨戸を交換しなくてはいけないのか、はたまた部分的な修理で直るのか…と思案し、グーグルで検索してみたところ、どうやら雨戸の戸車を交換すれば直ることが判明。
その時にみていたYouTubeがこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=kPhEodv719s
しかもこれなら職人さんに頼まなくてもDIYでいけそうです。
ということで近くのホームセンターにパーツを探しに行ってみました。
(雨戸の戸車っていろんな種類があるんですね~。)
最寄りのホームセンターではこんなに種類がいっぱいありましたが、なにせ古い家のため、現代の交換パーツに合うのかどうか,全く未知数のままとりあえず雨戸を外して戸車を確認してから考えることにしました。
雨戸の格納口を外して雨戸を取り出す。
上の画像の上と下の赤矢印のところのネジを外すと、赤枠の格納口の側壁が外れて、雨戸を取り出すことができるはずです。
無事に雨戸を外し,次はネジを外そうと試みたところ……
なんとネジがなめてしまいました。(泣)
ペンチやクレを指したり色々と試してみましたが,全く取れず……。
ということで,急遽「ネジザウルス」を購入することに。
で、
やってみたけど駄目でした…。
もちろんペンチよりホールドしているのですが、いかんせん私の握力では太刀打ちできませんでした。
さあ、どうするか・・・。
そういうときは、出来る事は何でもやってみようということで、収納についているネジというネジを外して見ることにしました。
すると、
正面の波板が外れて、雨戸が取り外せるようになりました。側面は1カ所ネジが停まった状態なので、すんなりとはいかず、上手く雨戸を傾けながら雨戸を取り外すことに成功しました。
戸車を確認して材料をそろえる。
確認すると、かなり古いタイプの戸車な上に、錆に周りの周りの金属が膨張して、強度はボロボロ。ちょっと触ると,白い車の部分はポロリと取れてしまいました。
ここから、どんな戸車を付けるかをホムセンで探しながら購入しました。
今回購入したのはこちら↓
戸車は2種類買ってみましたが,実際使用したのはオレンジの2個入りの物です。
で、戸車の穴のサイズに合いそうなネジと、強度アップのために戸車を取り付ける際に雨戸と戸車の間に補強のために塗る接着剤を購入しました。
全部で¥1,296でした。
雨戸に戸車を取り付ける
これは、以前の戸車が取れてしまった後、錆び付いた戸車の土台を錆落しの金ブラシでこすり落として出来るだけ平らに調整をした後の図です。
ここの戸車ネジをさす部分に、インパクトにドリルピットを付け穴をあけます。
戸車を一度当てて穴の部分を油性ペンで印をしました。
そこにドリルで穴を開けました。→右はその時の画像です。
その後、土台が着くであろう場所にセメダインXを塗り、セメダインXはオープンタイムがあるので、5分ほど待ってから戸車を購入したネジで留めました。
出来上がった雨戸を取り付ける。
ここまで来たら、あとは外した逆の手順で元の収納庫に戻し☝、最後収納庫のネジを全て留めて完成です。
雨戸の開け閉めが秒で終了出来るようになりました!
今までの開け閉めの苦労がウソのようです。
予算¥1,296で直るんだったら、DIYも価値が高いですよね。
追伸:後で戸車が室内用と書かれてあるのに気付きましたが,当面これで行こうと思います。
また調子が悪くなっても、DIYで直し方も分かったので今度は時間がかからずに直せそうですしね。
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